はじめに
こんにちは。くまみんです。
今回は、妊娠中の食事について書いてみたいと思います。
「妊娠中って何を食べたらいいんだろう?」
「生モノは良くないってよく聞くけど、実際のところどうなんだろう?」
「食べてはいけないものってあるのかな」
妊娠中には、お腹の中の赤ちゃんのことも気になって、どんなものを食べたらいいのか
気になりますよね。
今回は、妊娠中に食べてもいいもの(積極的に摂取した方がいいもの)・できれば控えていた方がいいものをまとめてみました。
私自身が妊娠中食べていたものもまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
調べてみると、食べないほうがいいものは、思ったほど多くないように感じました。
ぜひ参考にしてみてください。
ただ、ここには載っているけど、
「本当に大丈夫かな…」と気になる時は担当の医師に相談してみて下さいね。
食べてもOKなもの(むしろ積極的に)
葉酸を含む食べ物
葉酸は「妊婦必須のビタミン」と言われ、胎児の発育には欠かせない栄養素。胎児の細胞分裂や成長を促進し、神経管閉鎖障害の危険性を軽減してくれます。妊娠初期(妊娠直後から10週まで)は特に摂取することが望ましいです。妊娠発覚する頃には結構週数が経っていたりすることもあるので、妊娠を意識し始めた頃から摂取することをオススメします。
例えば…ほうれん草、小松菜、アボカド、ブロッコリー、ゆで卵、いちご など
カルシウムを含む食べ物
カルシウムは、骨や歯、筋肉の形成を助けてくれる栄養素です。妊娠中期からお母さんの体を通して供給されます。ただし、乳製品はアレルギーの原因になることもあるので、取りすぎには注意が必要です。カルシウムは、イライラの解消にもつながるので、ぜひ摂取したいですね。
例えば…ヨーグルト、魚、煮干し、プロセスチーズ、木綿豆腐 など
鉄分を含む食べ物
鉄分は貧血予防にも役立つ栄養素です。胎児の発育のためにも大切ですが、母体は分娩時にも出血があるので、妊娠から積極的に鉄分をとった方がいいそうです。また、血液は母乳のもとにもなるので、妊娠後期から産後にかけても意識して取ることが大切です。タンパク質やビタミンCと一緒に摂取すると吸収率がUP。
例えば…レバー、納豆、しじみ、切干大根 など
ビタミンAを含む食べ物
ビタミンAは免疫力UPに効果があるものの、妊娠初期に取りすぎると胎児に影響が出る恐れがあるので、毎日摂取するのはNG。緑黄色野菜に含まれるカロテンは体内でビタミンAに変わるのですが、問題ないので積極的に食べていいそうです。
例えば…人参、西洋かぼちゃ、スイカ、小松菜、ほうれん草、にら など
EPA・DHAを含む食べ物
EPAとDHAは、どちらも魚に多く含まれる栄養素。EPAは血液をサラサラにする効果があり、DHAは胎児の脳や神経の発育に不可欠な栄養素で、妊娠3ヶ月から授乳期にかけて摂取するのが好ましいみたいです。
例えば…本まぐろ(トロ)、鯖、マダイ、サンマ、鮭 など
食べ方に注意すればOKな食べ物
カフェイン
カフェイン類の飲み過ぎは、妊婦さんの血管収縮の原因となり、胎児に栄養が行き届かなくなる恐れがあります。1日のカフェイン摂取量の目安は200〜300mg(ドリップコーヒー2〜3杯分)。麦茶やハーブティーなど、ノンカフェインの飲み物を取り入れるようにした方が良さそうです。
ジュース類
ジュースなどの清涼飲料水は意外と糖分が多く、飲みすぎると妊娠糖尿病になったり、体重が増えすぎて難産になる可能性も出てきます。飲む量の目安は、1日1〜2杯。カロリーゼロや糖分を抑えた商品も出ているのでそういったものを取り入れてみるのもいいと思います。
魚介類
牛乳にも注意?
牛乳は摂りすぎると赤ちゃんのアレルギーの原因になることもあるようです。
妊娠中に食べてはいけないものってあるの?
そもそも妊娠中に食べてはいけないものってあるのか?という疑問を持った私は、妊婦健診の時に医師に聞いてみました。

妊娠中って食べていけないものってあるのですか?
よく生モノとかはよくないって言いますよね…。
コーヒーもよく飲んでたので、妊娠中は飲まない方がいいですか?

基本的に食べてはいけないものってないですよ。
でも、もちろん、アルコールはダメですよ。
刺身とかも、量を食べ過ぎなければいいし、コーヒーも1日1〜2杯程度なら大丈夫。妊娠する前から食べていたもので、体調に不調を及ぼしていたものや、妊娠する前は食べていなかったものを妊娠してから新たに口にする場合は気をつけた方がいいけど、基本的に今まで食べていたものだったら、量を取りすぎなければいいですよ。
アルコールはもちろんNGですが、
基本的には食べていけないものはないみたいです(あくまで私の担当してくれた医師のお話です)。
・適量を食べること
・今まで食べていなかったものを、妊娠してから新たに口にするのであれば、体に合わないなどの不調が出ると危険なので、できれば食べない方がいい
ということを言われました。
ただ、私はお腹が弱めの体質だったので、生モノは食べるのを妊娠中はやめておくことにしていました。
要注意!食べるのを控えた方がいいもの
アルコール
アルコールは、お母さんの胎盤を通して胎児に移行します。それが、「胎児性アルコール症候群」を引き起こすきっかけになることもあります。
ということで、
妊娠中のアルコールは、絶対にダメ!
お酒に強いとか、酔わないという人でも飲むのはお休みにしましょう。
生もの
やっぱり生ものは要注意な食べ物みたいです。
生ハムやユッケ、馬刺しなどのなま肉、カマンベールチーズやモッツアレラチーズなどの加熱殺菌していないナチュラルチーズ、生卵には、食中毒や感染症のリスクがあります。
胎児に悪影響を及ぼす危険性がありますし、流産や早産になる可能性もあるので注意が必要です。
お肉を食べる時は…
生の肉類などには、トキソプラズマという寄生虫がいます。ママがトキソプラズマに感染すると胎盤を通して赤ちゃんにも感染し、先天性トキソプラズマ症になってしまう危険性があります。
先天性トキソプラズマ症は、未熟児、子宮内胎児発育不全、肺炎などを引き起こす怖い病気なので、生の肉類はしっかりと火を通して食べた方がいいようです。
まとめ
つわりでなかなか食べるのがしんどい時もあると思うので、そういう時はサプリに頼ったり、ビタミン系であれば果物を摂取してみるなどしてみるといいのではないかと思います。
食べられるものを食べて、しっかり栄養を摂って出産に挑みたいですし、赤ちゃんが大きく成長するようにしてあげたいですね。
妊婦さんは、お腹の赤ちゃんを守るために通常よりも免疫力や抵抗力が落ちています。
先述したように、私はお腹が弱いので、お肉や魚の加熱はしっかりしたり、チーズに関してはナチュラルでもプロセスでも食べないようにしていました(笑)。
普段なら気にせず食べていたものでも、妊娠中には気をつけて食べた方がいいものがあるので、心配なら妊娠中は食べないでおくなどの対策を取ってみるのもいいかもしれないですね。
(一人だけ食べられないのは辛いので、旦那さんも積極的に同じメニューを食べられると一緒に頑張っている感じがしていいですよ。)
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